モデルベースのシステムエンジニアリングの
ためのオープンソースソリューション

Eclipse Capella™は、包括的で拡張性があり、現場で実証済みのMBSEツールであり、
システムアーキテクチャの設計を成功させるための方法です。

日本語リソース

CAPELLA --- MBSEを展開するためのソフトウェアソリューション

アルカディアメソッドと一緒に開発されたカペラは、システム、ソフトウェア、およびハードウェアのアーキテクトに、方法論的なガイダンス、
直感的なモデル編集、および表示機能を提供します。

Capellaは、アルカディアメソッドを実装するオープンソースのMBSEツールです。

これはモデリングツールであり、アルカディアで定義された5つのエンジニアリングパースペクティブによって構造化された
さまざまな種類のダイアグラムをサポートします。

Capellaには、メソッドエクスプローラーなど、アルカディア
メソッドをサポートする専用機能と、モデリングアクセラレータまたはエンジニアリングヘルパーの豊富なセットが含まれているため、システムエンジニアの日々の作業は軽減され、
システムアーキテクトはモデルの維持に苦労する代わりに実際のシステムエンジニアリング作業に集中できます。

機能(英語)

CAPELLA
Capella - Case Studies

カペラは、システムエンジニアリング実践者が現在行っている実務や懸念事項を強く反映しており、アルカディアが取り組んだ正確なスコープのおかげで容易に学ぶことができます。

カペラは、さまざまな産業分野(航空宇宙、防衛、エネルギー、
輸送、ヘルスケア、電気通信など)の何百もの
エンジニアリングチームによって世界中に展開されています。

また、サポート、システム統合、アドオンなどを提供する専門家
や技術プロバイダーの豊富なエコシステムからも恩恵を
受けています。

アドオン(英語)

アルカディアにガイドして貰いましょう

包括的で方法論およびツールでサポートされるモデルベースのエンジニアリングガイダンス

アルカディアは、システム、ハードウェア、
およびソフトウェアのアーキテクチャ設計を定義、分析、設計、および検証するためのモデルベースのエンジニアリング手法です。

SysMLの概念に触発され、2005年から2010年にかけ、全世界に展開するタレス(Thales)社の全事業領域の運用アーキテクトが関与した反復型プロセスを通じて、タレス社が開発・実証したものです

Arcadia(アルカディア)メソッド - Triptique
Arcadia - 概要

アルカディアは、システムエンジニアリング実践者が現在
行っている実務や懸念事項を強く反映し、システムアーキテクチャの協調的な定義、評価、および活用に重点を置いています。

その主なハイレベルの目的は次のとおりです。

  • 顧客のニーズをよりよく理解すること
  • ソリューションを定義し、利害関係者間で共有すること
  • システム、サブシステム、ソフトウェアおよびハードウェア
    エンジニアリングを安全なものとすること
  • 作業の外部委託を準備すること
  • エンジニアリングの専門分野に対してアーキテクチャ設計を早期に評価・正当化しすること
  • V&V活動の準備と習得をすること

概要(日本語)

アルカディアの方法は、最初にモデルのニーズを把握し、
次にモデルのソリューションを把握することに焦点を
当てています。

次に、これら2つの焦点は、5つのエンジニアリングの観点に
分類されます。

  • 問題の定義:顧客の運用ニーズ分析
  • システム要件の厳密化:システムニーズ分析
  • システムアーキテクチャ設計の開発:論理アーキテクチャ
  • ソリューションアーキテクチャの定義:
    物理アーキテクチャ
  • 構築戦略の定義:開発契約とIVVQ

メソッド(英語)

Arcadia - Phases

MBSEとは
(モデルベースのシステムエンジニアリング)?

モデルベースのシステムエンジニアリング(MBSE)アプローチの本質は、システムを仕様規定、設計、分析、および検証するための厳密なデジタル
言語を使用する点にあります。

あらゆる産業分野(エネルギー、航空宇宙、輸送、ヘルスケア)において、顧客はより複雑で相互接続性の高い新製品を求めます。これらの新製品は、賢く、より安全で、環境に優しく、接続性を備え、しかも手頃な価格でなければなりません。

これには、多数のコンポーネントを備えさまざまな業務分野へ対応できる、より複雑なシステムが必要になってきます。 しかし、従来のドキュメント駆動型の
アプローチでは、システムは、主にオフィスで使われる文書形式に依存し、異なる種類の蓄積されたドキュメントで記述されます。 これは、製品定義全体の一貫性を維持し続けるのが難しい、という問題を引き起こします。

この問題に対処するため製品の設計者は、ドキュメント駆動型のシステムエンジニアリングアプローチから、システム全体を一貫性があり統合され計算機処理可能な記述に移行する必要があります。

MBSEアプローチでは、厳密なデジタル言語を使用して、システムエンジニアが製品とシステムアーキテクチャを可視化し、トレーサビリティと一貫性を確保
できるようにします。 これにより、コンポーネント間の互換性の問題を早期に特定できるため、不整合が減少し、コンポーネントの組み立てが容易になります。

MBSEソフトウェアツールはこれらのモデルをデジタル化するため、デジタルスレッドへの統合と多くのアクティビティの自動化をサポートします。

Eclipse Capella™は、現場で実証された方法論であるアルカディアメソッドを実現し、アルカディアの概念をサポートするMBSEツールです。

Capella MBSE



始めましょう

Eclipse Capellaをインストールして学習を開始する方法

カペラで革新を - Tony Komar (Siemens)

カペラで革新を

カペラとMBSEを学ぶための、
41のビデオで構成されるコース
Tony Komar(Siemens)による

Youtubeチャンネル

Capella MBSE - おもちゃのカタパルトチュートリアル

おもちゃのカタパルトチュートリアル

カペラの使い方を理解するための非常に簡単な例
UgurArikanとPeterJackson(シンガポール
工科大学)による

記事

This page in Japanese has been contributed with the valuable help of Akira TANAKA and Mitsutaka TAKADA.